· 

船橋市青少年相談員連絡協議会創立60周年記念式典

本日11月10日(日)、船橋市青少年相談員連絡協議会の創立60周年の節目を記念して、創立60周年記念式典を執り行いました。

ご多忙のところ、日ごろより相談員がお世話になっております千葉県並びに船橋市、葛南地域の関係者の皆様にもご臨席を賜りました。

 

第一部では、当会会長の挨拶から始まり、千葉県知事 熊谷 俊人 様(代読:葛南地域振興事務所長)をはじめ、船橋市長 松戸 徹 様、船橋市議会議長 渡辺 賢次 様、船橋市教育委員会 教育長 松本 淳 様、船橋市自治会連合協議会 会長 早川 淑男 様にご登壇いただきご祝詞を賜りました。

 

祝詞の中では、60年前の創立当初の船橋市の時代背景に触れ、当時の相談員の必要性に言及、60年を経過した現在でも時代の変化はあれど、子どもたちを取り巻く社会情勢において、われわれ相談員が子どもたちに携わっていく相談員活動は創立当初から変わることのない取り組みであると励ましのお言葉を頂戴しました。

 

その後、来賓紹介、祝電紹介の後、各ブロックのスライド紹介があり、無事に第一部の式典を執り行うことができました。

 

幕間では、60周年事業実行委員長を中心に相談員の得意技であるアイスブレイク・レクリエーションを行いました。

 

第二部では、船橋市立船橋高等学校(通称:市船)の吹奏楽部の皆さんと船橋市で生まれ育った市船出身のミュージシャン 声松優一さんに記念講演として演奏を披露していただきました。

 

市船吹奏楽部は前日もバスケットボール部の応援に出動し、この記念講演の翌週には全国大会を控えているという超多忙なスケジュールを縫って演奏していただきました。

 

吹奏楽だけにとどまらず、合唱にマーチングにダンスに寸劇にソロ歌唱に、そして伝統のYOSAKOIにと、多芸多才な演目と縦横無尽な表現力、そして高校のパワーと心揺さぶる音色に、誰しもがその心を奪われ没頭していました。感動と元気そして笑顔をわけてもらった演奏でした。

 

また顧問の先生からも、学校と相談員、場所は違えど子どもたちと日々向き合っているという共通項はある。日々子どもたちの自己肯定・自己実現のために心を砕いてるといった内容のお話もあり、演奏とあわせて市船が全国屈指の吹奏楽部である理由も納得でした。

 

市船に続いては、声松優一さんが素敵な歌声の弾き語りを披露してくださいました。

市船吹奏楽部のとのコラボレーションで東京ブギウギや自身の体験や経験を歌った曲など、どれも聴き入る染み入るような歌唱でした。

 

声松さんは曲間のトークもとても上手で、船橋市の北部の小中学校に通い、市船吹奏楽部として過ごした船橋の思い出を交えながら観客の笑顔を引き出し、皆をあっという間に虜になりました。

最後は、会場一体となって、童謡ふるさとを全員で合唱し、歌のもつ人と人とを結ぶ力を伝えてくださり、アンコール演奏をもって終演となりました。

 

延べ350名を超える皆様にご参加いただき、我々、船橋市青少年相談員連絡協議会60周年式典を執り行うことかができましたこと、また、感動の公演から次の節目に向かって活力を得る機会をいただきましたことに相談員一同改めて感謝を申し上げます。

さらに、60年間に渡り活動を紡いできた諸先輩方と関係諸団体の皆様の尽力に敬意を表し重ねて感謝申し上げます。

今日よりは、相談員のもつ使命を深く噛み締め、船橋市の子どもたちのために、地域のために、さらなる貢献と活躍を心に期して新たなスタートを切って参ります。

 

今後とも船橋市青少年相談員連絡協議会及び各ブロック・各地区の相談員をよろしくお願いいたします。